3.3.4 入力時のエラーを回避できる
適合レベル
AA
※各レベルについては適合レベルとはをご覧ください
概要
法的・金銭の発生する取引・データの修正や削除に関わる操作をユーザーが行うとき、取り消し・修正・確認ができるようにする。
このような操作は、ミスによって起きる影響が重大である。そのため、以下のようにしておくことで、ユーザーがミスした時にユーザーが重大な損益を被らないようにする。
- 取り消し:操作を取り消すことができる
- 修正:入力したデータのエラーがチェックされ、ユーザーが修正できる
- 確認:操作を完了する前に、ユーザーが情報を見直して確認・修正ができる
具体例
発生しやすいミスの具体例
- 連絡先を書き間違える
- 誤って記事を上書きしてしまう
- バックアップを取らずに必要な記事を削除してしまう
- 誤ってキーを押してしまい操作が実行されてしまう
- チケットの購入枚数を間違える
- 払い戻し不可の航空券の発着日を間違えて購入する
あくまで一例であり、ユーザーがどんなミスをしてしまうかはサービス側で特定できない。そのため、ミスが起きないように作る、ミスが発生した時に修正・取り消しできることが重要である。
テスト・チェック方法
ユーザーの入力と送信が必要となる工程で、以下のいずれかが担保されていること。
- 実行前に内容を確認する
- 実行後に修正できる
- 実行後に取り消しできる